業務に関わるメモや資料を管理するために、個人でNotionを使っていましたが、このたび、NotionからObsidianに移行しました。
本記事では、移行した理由と手順を紹介します。


業務に関わるメモや資料を管理するために、個人でNotionを使っていましたが、このたび、NotionからObsidianに移行しました。
本記事では、移行した理由と手順を紹介します。
Notion は、メモ、ドキュメント、タスク管理、データベースなど、さまざまな情報をまとめて管理できる便利なサービスです。私は、業務に関わるメモや資料の管理に利用していました。
そんな便利な Notion をやめた理由は、先日の記事「ブログの記事管理をmicroCMSからGit(マークダウン)に移行した理由と手順」でご紹介した microCMS をやめた理由とほぼ同じで、以下の3点に集約されます。
Notion自体が攻撃を受けるなどしてサービスが停止すると、必要な情報にアクセスできなくなるという大きなリスクがあります。
サービス側で情報漏洩が起きるリスクもあります。特に、取引先に関するデータなどを保存している場合は、万が一漏洩したときの影響が大きくなってしまいます。
よくよく考えてみると、Notionの機能の多くを使いこなせていませんでした。個人で使うだけなので、多機能なツールは、そもそも必要なかったのです。
以上の3点をまとめると、Notionに不安があるというよりも、最近のWebサービス全体に不安があり、本当に必要でなければ外部サービスを利用しない方向に動いた、というのが正確かもしれません。
できるだけ外部サービスに依存しないことを考えると、理想はローカルで管理することです。
そこで選んだのが、Obsidian です。Obsidianは、ローカルに保存したマークダウンファイルを、快適に書いたり整理したりできるアプリです。
Obsidianには、以下のようなメリットがあります。
Obsidianでは、メモがすべてローカルのマークダウンファイルとして保存されます。データが自分のPCの中にあるため、サービス停止や情報漏洩といった、外部サービス特有のリスクを減らすことができます。
マークダウンは、ただのテキストファイルです。万が一Obsidianというアプリ自体がなくなってしまっても、他のテキストエディタやアプリでそのまま開くことができます。特定のサービスやアプリに縛られないという点は、大きな安心材料でした。
一方で、Obsidianにはデメリットもあります。ここでは、主な2点と、それぞれの対策を紹介します。
外部サービスのリスクは減らせる一方で、PCの故障や紛失によって、データが一気に失われてしまうかもしれません。
そのため、外付けSSDに定期的にバックアップをとるなどの対策を検討しています。前時代的かもしれませんが、一周回って、これが一番確実な方法のような気がしています。
Notionではできていた共有や共同編集ができなくなる点も、デメリットです。
こちらについては、必要な部分だけ、Googleのサービス(スプレッドシートやドキュメントなど)に切り替えようと思っています。すべてを外部サービスに預けるのではなく、共有が必要なものだけを外に出すというイメージです。
ここからは、実際に行った移行の手順を簡単に紹介します。
Notionには、データをマークダウンで書き出す機能があるため、こちらを使いました。子ページなども含めて、まるごとZIPでダウンロードできるので、とても便利でした。
ダウンロードしたZIPを解凍し、Obsidianで管理しているフォルダの中に置けば、Notionで書いていたメモをそのまま閲覧・編集できるようになります。
ただし、いくつかのページで、表のレイアウトが崩れていたり、大カッコ(ブラケット)で囲んだ部分がリンクとして扱われていたりと、若干の調整が必要でした。そのため、移行後はできるだけ多くのページを目視でチェックすることをおすすめします。
本記事では、NotionからObsidianに移行した理由・手順をご紹介しました。Notionにはマークダウンで書き出す機能があるため、移行のハードルは意外と低いと感じました。外部サービスへの依存を減らしたい方は、ぜひ検討してみてください。