【初心者向け】会社のロゴデザインの作り方とコツ
先日、自社(フォカッチャ)のロゴを、自分で作ってみました。
私は本職がロゴデザイナーではないので、少し苦労しながらではありますが、無事に完成しました。そして、色々と勉強になりました。
本記事では、この経験をもとに、会社のロゴデザインの作り方を紹介します。この記事を読むことで、会社のロゴを作るときに役立つヒントを得られるかと思います。ぜひご覧ください。
なお、本記事は、デザインを生み出す「考え方」についての内容が中心となるため、デザインソフト上での具体的な操作等は紹介しておりません。ご了承ください。
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1.「ロゴを見る人」を決める
まず、ロゴを作るには、ロゴを見る人を決める必要があります。ターゲットと言い換えても良いかもしれません。この作業をすることで、適切なロゴデザインができるようになります。
ロゴを見る人は、基本的にはお客さんになるかと思います。そして当然ですが、会社・業種によってお客さんの層は全く異なります。
例えば、
カフェ......ちょっと休憩したいコーヒー好きな人
歯医者......歯の不調を感じて不安に思っている人
テーマパーク......ワクワクすることが大好きな人
という具合です。
お客さんが違えば、適切なロゴデザインも当然異なります。ですので、まずはロゴを見る人(お客さん)はどういう層なのかという点を、しっかりと押さえておく必要があります。
2.「どういう印象を与えたいか」を決める
次に、ロゴを見た人に対して、どういう印象を与えたいかを決めます。
例えば、
カフェのお客さんには......「ゆっくりできる」印象
歯医者のお客さんには......「安心できる」印象
テーマパークのお客さんには......「ワクワクする」印象
という具合になります。
与えたい印象は、一つだけに絞る必要はありません。ですが、あまり多すぎると、ロゴが複雑になったり、メッセージが伝わりにくかったりといった弊害があります。そのため、必要最低限に絞るのがベターです。また、優先度をつけることも有用です。
3. どうすれば視覚的に表現できるか考える
そして次に、与えたい印象をどうすれば視覚的に表現できるかを考えていきます。
この作業は、一見、難しそうに感じるかもしれませんが、そこまで怖がる必要はありません。
というのも、「視覚的情報からどんな印象を受けるか」ということに関しては、デザイナーとそうでない人とで、そこまで違いがないと思うからです。例えば、「青色」からは、なんとなく、爽やかなイメージを感じますよね。そのくらいの感覚があれば十分だと思っています。
(もし、自分の感覚に自信がない、または、一般論を押さえておきたいという場合は、「色 心理」などでGoogle 検索してみると良いかもしれません。)
さて、具体的には、以下の要素をどう変化させれば良いかを考えます。
形状
カラー
配置
フォント
例えば、カフェの場合だと、
形状......丸めのシンボルマークにして、親しみやすくする
カラー......自然な色(緑・茶色など)で、リラックスさせる
配置......余白を大きめに取ることで、ゆったり感を出す
フォント......丸めのフォントを使って、柔らかさを出す
などが考えられます。
ロゴを見る人(ターゲット)・与えたい印象がしっかりと決まっていれば、この作業もスムーズに進むはずですが、もし行き詰まったら、Google検索で「ロゴ デザイン カフェ」などで検索してみて、実例を探してみるのも良いでしょう。ただ、あまり実例を見すぎると、その実例に引っ張られたり、単に自信を失ったりする可能性もあるので、ほどほどにするのが肝心です。
4. デザインソフトで作る
ここまでの作業が終わったら、デザインソフトで実際にロゴを作ってみましょう。(ちなみに、デザインソフトについては、Adobe イラストレーターなどが有名ですが、私個人は Figma を利用しています。無料で使いやすいので、重宝しています。)
コツとしては、あまり深く考えずに、何個か作ってみることです。なぜかというと、デザインというのは不思議で、時間をかけた分だけ良くなるわけではないからです。ですので、まずは質を気にせずに量を作って、最後にそれらを比較しましょう。
▲ 何個も作って比較している例
まとめ
本記事では、会社のロゴデザインの作り方を紹介しました。参考になれば嬉しいです。
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